The 53rd Annual Meeting of 
  the Japanese Society of 
  Gastrointestinal Cancer Screening
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第53回日本消化器がん検診学会総会正しい消化器がん検診をすべての人に

プログラム

日程表

会長講演

「がん検診における実態把握の重要性~がん登録との記録照合を含めて~」
(6月6日(金)11:35〜12:00「第1会場」大ホール)
 松田 一夫(福井県健康管理協会・県民健康センター)
 司会:深尾 彰(日本消化器がん検診学会理事長)

特別講演

「がん登録の法制化とがん検診」
(6月6日(金)16:30〜17:30「第1会場」大ホール)
 西本 寛(国立がん研究センターがん対策情報センター)
 司会:松田 一夫(福井県健康管理協会・県民健康センター) 

教育講演

「受診者のための消化器がん検診とは? ~組織型検診の必要性~」
(6月6日(金)14:15〜15:15「第1会場」大ホール)
 斎藤 博(国立がん研究センターがん予防・検診研究センター)
 司会:渡邊 能行(京都府立医科大学大学院医学研究科地域保健医療疫学)

特別企画

「これからの胃がん対策をどう考えるか ~一次予防、リスク評価、検診~」(指定)
(6月6日(金)15:20〜16:25 「第1会場」大ホール)
 日本消化器がん検診学会理事長 深尾  彰
 日本消化器がん検診学会理事  一瀬 雅夫
 司会:渋谷 大助(宮城県対がん協会がん検診センター)
    吉原 正治(広島大学保健管理センター)

[司会の言葉]


 超高齢化社会である本邦では、2人に1人ががんに罹るとされ、がん死亡対策は我が国の健康福祉施策として、最も重要なものの一つである。本邦のがんの中でも、胃がんは罹患率も死亡率も高く、がんの部位別死亡率(2011)では男女とも第2位、罹患数(2007)では男性1位、女性2位である。本邦での胃がん対策は、これまで二次予防である胃がん検診が主体で、特にX線撮影による胃がん検診が広く行われ、その有効性も認められてきた。また、現場では、内視鏡を用いた検診も拡大の傾向がある。
 一方で、胃がんの主たる危険因子はHelicobacter pylori(Hp)であることが、明らかとなり、胃がんの罹患リスクをHp抗体とペプシノゲン値で評価し、形態学的診断法と組み合わせる方法も、試みられている。また、平成25年には、Hp感染胃炎の除菌療法が保険適用となり、保険診療の中で内視鏡的胃炎の除菌治療が可能となった。
 このように、現在、胃がん対策には予防、診断、さらにその中間的なものとしてリスク評価法もあり、様々な角度からの対策を考えることができる。それぞれに多くの課題もあるが、本学会のテーマである『正しい消化器がん検診をすべての人に』を基盤に、これからの胃がん対策をどう考えるかについて、本学会のリーダーである先生方に、エビデンスを積み上げる段階のものも含め、お考えをお聞かせいただき、これからの胃がん検診の歩む道標・指針としたい。

シンポジウム

「個別検診の現状とあるべき姿」(公募)
(6月6日(金)14:00〜16:30「第2会場」小ホール)
 司会:西村 元一(金沢赤十字病院)
    平川 克哉(福岡赤十字病院)

[司会の言葉]


 近年、住民検診は集団方式から、地域の医療機関を主体とする個別方式の割合が増加してきている。個別検診は身近な医療機関が関わるということから検診を身近なものとして捉えてもらいやすい反面、精検受診率の低さや検診そのもののクオリティーが問題となっている。本学会においても過去に主題や付置研究会等でも論議されてきたが、個別検診の精度管理を向上させるためには集団検診以上に医療機関、医師会そして市町村が各々の立場で考える必要があるものと思われる。
 そこで今後さらに個別検診が増加していくことを考慮し、今回のシンポジウムでは過渡期である今のうちに個別検診のあるべき姿を論議することを目的としている。精度管理がうまくいっている所、うまくいっていない所、いろいろな地域、様々な職種の方々から個別検診の現状を報告いただき、その中から目標となる個別検診の姿をみんなで討論したいと考えている。

パネルディスカッション

「大腸がん検診における中間期がんの現状と位置付け」(公募)
(6月6日(金)9:00〜11:30 「第1会場」大ホール)
 司会:西田 博(パナソニック健康保険組合健康管理センター)
    島田 剛延(宮城県対がん協会がん検診センター)

[司会の言葉]


 便潜血検査偽陰性はがん検診の不利益のひとつと考えられ、感度の制御という形で精度管理の重要な項目であるが、今回は偽陰性のひとつである中間期がんについて特徴と問題点を整理したい。中間期がんは、便潜血検査陰性後2年以内に診断された検診外発見癌と定義したい。ただし、便潜血検査陰性後1年以内に発見された中間期がんと1年以降2年以内に発見されたそれを区別して議論したい。検診発見がんと比較して中間期がんは臨床像や病理所見に特徴が認められるであろうか。教科書的には検診で発見される癌はslow growingであり、病院発見癌はrapid growingとされるが、それを支持する所見は存在するのか。あるいは1年以内発見中間期がんと1年以降2年以内発見中間期がんとの間で差異を認める点はあるだろうか。検診発見がんあるいは精検未受診がんと比較して、予後はどうであろうか。中間期がん症例の検診受診歴に特徴はないのか。また、中間期がんの特徴を把握したうえで、これを防止するあるいは減少させることは可能だろうか。
 中間期がん症例の把握には地域がん登録から調査を開始することが多いが、医療機関独自の追跡でも把握は可能であろう。種々の方法により集められた中間期がん症例をもとに議論をすすめていきたい。

ワークショップ

「腹部超音波カテゴリー分類と二次精査」(公募)
(6月6日(金)9:00〜11:30 「第2会場」小ホール)
 司会:乾 和郎(藤田保健衛生大学坂文種報徳會病院)
    岡庭 信司(飯田市立病院 消化器内科)

[司会の言葉]


 2011年に本学会から出された「腹部超音波がん検診 基準」は、腹部超音波検診の質の向上を目指し、がん検診としての精度評価を可能とするために作成された。また、エコー検査の質的向上と同時に判定基準の共通化が期待されている。なかでもカテゴリー分類はエコー検査で認められる所見の集約であり、この結果で二次精査の指示が出されることになる。通常カテゴリー3以上が精査の対象となるが、2013年に人間ドック学会とも歩調を合わせるために事後指導の評価も同時に行う運びとなった。今回ここでは、各カテゴリー別で実際にがんと診断された頻度はどのようになっているか、どのような所見ががん発見に重要であったか、追加すべき所見はないか、カテゴリー分類を上げる、あるいは下げたほうがよい所見はないか、さらにそれぞれの事後指導の確認やカテゴリー分類の有効性と問題点などについて検討したい。また、効率的な二次精査の方法についても併せて議論したい。検診施設ならびに二次精査施設、双方からの多数の応募を期待している。

一般演題

①食道・胃 ②腸 ③肝・胆・膵 ④その他(公募)
 *当日の発表内容を複数の座長が審査し、優秀演題を表彰します。

胃合同症例検討会(公募)

(6月7日(土)9:00〜12:00 「第1会場」大ホール)
 司会:石川 勉(獨協医科大学放射線部)
    大野 健次(城北病院)

[司会の言葉]


 検診発見例あるいは検診見逃し例を主な対象に、術前X線・内視鏡検査、切除標本および病理との対比が詳細に検討できる症例を検討します。
 参加する医師・技師の方が明日からの検診の場で役立つような症例を呈示します。


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