併催セミナー・ワークショップ|日本小児麻酔学会第28回大会

併催セミナー・ワークショップ

日本版SAFEコース

概要

名称
Safer Anaesthesia From Education (SAFE) Paediatric Anaesthesia Course in JSPA 28th
日時(予定)
Basic Course
2023年10月7日(土)9:00-17:30(8:30-受講登録)
Advanced Course
2023年10月8日(日)9:00-17:00(8:30-受講登録)
会場(予定)
ザ・グランユアーズフクイ 栄の間
参加費
Basic Course(Day1) 5,000円
Advanced Course(Day2) 5,000円
両コース(Day1&2) 8,000円
参加資格
日本小児麻酔学会第28回大会参加者
※本セミナーに参加するためには、小児麻酔学会第28回大会への事前参加登録が必須です。
登録方法
参加登録・宿泊申込ページよりお申込みください。
すでに定員に達しているコースもございますが、ご興味のある方はぜひ企画責任者まで直接ご連絡ください。
募集人数
1日25名程度
コース概要
Safer Anaesthesia From Education (SAFE) コースは講義と症例のディスカッション形式で、「安全な小児麻酔ができるようになるための基本」を学ぶことができるコースです。 2011年にAssociation of Anaesthetistsと世界麻酔学会によって開発され世界中で開催されてきました。
今回は日本小児麻酔学会第28回大会にて、英国チームと協働してオンサイトコースを実施します(コースの基本言語は日本語です)。
10月7日(土) Basic Courseは小児麻酔の初心者〜中級者を対象としています。前半で周術期管理、気道管理の基本を学び、後半のシナリオディスカッションでさらに理解を深めます。
10月8日(日)Advanced Courseは小児麻酔の中級者〜指導者を対象としています。前半でシナリオディスカッションを行い、後半はTraining of trainers半日コースで指導の方法について学びます。
英国チームからは下記の講師が参加予定となっております。
Dr Adele King (Paediatric cardiac anaesthetist , Royal Hospital for Children Glasgow )
Dr Divya Raviraj(Consultant Paediatric Anaesthetist, Great Ormond Street Hospital London)
Dr Joanna Thirsk (Senior clinical fellow, Royal Hospital for Children Glasgow )
カンボジア麻酔学会でのSAFEコース

カンボジア麻酔学会でのSAFEコース 症例が提示され、その対応についてディスカッションしている様子

スケジュール

①「Basic Course」
小児麻酔初心者〜中級者向けのコース
前半で周術期管理と気道管理について基本事項を学び、後半ではその知識を活かし、シナリオディスカッションを行います。
DAY1 -
2023年10月7日(土)9:00-17:30
8:30 30分 受講登録
9:00 15分 イントロダクション、スタッフ紹介
9:15 15分 LECTURE: Introduction to SAFE Paediatric Anaesthesia Course SAFEコースについて
9:30 15分 LECTURE: Overview: the child is not a miniature adult 子どもは大人のミニチュアではない
10:00-12:00 25分×4 ワークショップ1 – 基本事項
  • A術前評価
  • B薬の計算
  • C前投薬
  • D輸液管理
12:00- 昼食
13:00-15:00 25分×4 ワークショップ 2 – 気道管理
  • A気道管理(基礎)
  • B気道管理(応用)
  • C耳鼻科手術
  • D抜管
休憩
15:15- 15分 LECTURE: Recognition and management of the sick child 状態の悪い児の管理
15:30-17:30 25分×4 ワークショップ3 – 症例ディスカッション
  • A気道異物
  • B術中喘息と換気困難
  • CD緊急開腹手術
終了
②「Advanced Course」
小児麻酔中級者〜指導者向けのコース
前半で周術期管理と気道管理について基本事項を学び、後半ではその知識を活かし、シナリオディスカッションを行います。
DAY2 -
2023年10月8日(日)8:45-17:00
8:30 15分 受講登録
8:45 15分 イントロダクション、スタッフ紹介
9:00 15分 LECTURE: Introduction to SAFE Paediatric Anaesthesia Course SAFEコースについて
9:15 15分 LECTURE: Recognition and management of the sick child 状態の悪い児の管理
9:30 15分 LECTURE: Neonates 新生児
10:00-12:00 25分×4 ワークショップ1 – 症例ディスカッション
  • AB緊急開腹手術
  • C鎖肛
  • D肥厚性幽門狭窄症
12:00- 昼食
13:00- 20分 LECTURE: Preparing to teach 指導の準備
13:20- 15分 LECTURE: Presenting to a large group 大人数へのプレゼンテーション
13:35- 15分 LECTURE: Leading a small discussion グループディスカッションの指導
13:50- 15分 LECTURE: Facilitating a simulated scenario シナリオシミュレーションの指導
14:05- 10分 LECTURE: Teaching a skills スキルの指導
休憩
14:30-16:45 45分×3 ワークショップ 2 – グループワーク

グループディスカッションの指導、シナリオシミュレーションの指導、スキルの指導

16:45- 15分 終わりに – SAFEコースのよき指導者であるために
17:00- 終了

企画責任者連絡先

責任者藤本由貴
勤務先埼玉県立小児医療センター 
麻酔科 医員
連絡先fujimoto.yuki@saitama-pho.jp

日本版MEPAコース

概要

名称
Managing Emergencies in Pediatric Anesthesia Course in JSPA 28th
日時(予定)
2023年10月7日(土)10:15集合 17:30解散
会場(予定)
福井県繊協ビル 6F 601〜604 
参加費
5,000円
参加資格

日本小児麻酔学会第28回大会参加者(事前参加登録が必須)かつ以下に該当する方

  • 麻酔科専門医研修プログラム研修中の方
  • 麻酔科専門医以上の資格を有する方
  • シミュレーション実施中に行う対応能力の評価記録を研究等に用いることに同意いただける方(埼玉県立小児医療センターの倫理委員会にて承認済)
登録方法
参加登録・宿泊申込ページよりお申込みください。
募集人数
12名(1チーム3名ずつで受講)
コース概要
 麻酔科研修中に小児症例を担当する際、思わぬ急変に遭遇したり、または遭遇するのではないかと不安に思うことはありませんか?
 実際に小児麻酔では様々な危機的事象が成人麻酔に比べると高頻度で発生します。一方でその発生率は小児症例の約3-5%と言われ、研修中に遭遇する機会は稀であり、より多くの症例件数を経験しなくては、その事象に対して実践的な対応能力を身に着けることは困難です。
 MEPAは症例経験を補うため、2006年イギリスで開発された小児周術期の危機的事象を想定したシミュレーションコースです。専攻医や専門医を対象に現在5大陸60都市で開催されています。コース中の体験をリアルに感じてもらうため、麻酔器や手術台、乳児型人形を用いたシミュレーション環境を提供します。
MEPAの様子

スケジュール

10:00-10:15 受付
10:15-10:45 コース説明・人形の診察体験
11:00 TeamA
Time Topic
Scenario 1 11:00(15min) Simulation
11:15-11:45 Debriefing
Scenario 2 11:45(20min) Simulation
12:05-12:30 Debriefing
Senario 3 12:30(15min) Simulation
12:45-13:15 Debriefing
Lunch 13:15-13:45
Senario 4 13:45(15min) Simulation
14:00-14:30 Debriefing
Senario 5 14:30(15min) Simulation
14:45-15:15 Debriefing
Senario 6 15:15(20min) Simulation
15:35-16:00 Debriefing
16:30-17:00 閉会

企画責任者連絡先

責任者石田佐知
勤務先埼玉県立小児医療センター 
麻酔科 医長
連絡先ishida.sachi@saitama-pho.jp

日本区域麻酔学会公認
小児神経ブロックハンズオンセミナー

2011年の第17回大会で初回セミナーを開催して以来、今回11回目となります。小児患者における質の良い周術期管理のための多様式鎮痛法の一環として、超音波ガイド下小児区域麻酔を学ぶことを目的としています。本セミナーは小児に特化しており、多数のお子様モデルの協力を得て開催します。
また、本セミナーは日本区域麻酔学会公認で、1時間の講義受講、2時間の実習から構成されています。終了後に修了書を発行します。講義と実習は日頃から小児患者で区域麻酔を実践している先生方に講師をお願いします。

名称
日本区域麻酔学会公認 
小児神経ブロックハンズオンセミナー
日時(予定)
2023年10月8日(日)9:00-12:00
会場(予定)
福井県繊協ビル 6F 601〜604
参加費
5,000円
参加資格
日本小児麻酔学会第28回大会参加者
※本セミナーに参加するためには、小児麻酔学会第28回大会への事前参加登録が必須です。
登録方法
大会事前参加登録時( 7/4(火)〜8/31(木))に併せて登録・お支払いをお願いします。
募集人数
25名(1チーム5名ずつで受講)

講義

1. 上顎・下顎神経ブロックと小児症例での応用 札幌医科大学麻酔科学講座 村木 真美
2. 小児区域麻酔の臨床研究の現状と課題 関西医科大学総合医療センター麻酔科 吉田 敬之

ハンズオンインストラクター

1) 頭部顔面 札幌医科大学麻酔科学講座 村木 真美
東京女子医科大学麻酔科 瀧澤 菜々
2) 上肢 地域医療機能推進機構(JCHO)九州病院麻酔科 吉野 淳
福岡市立こども病院麻酔科 賀来 真里子
3) 体幹 腹部 兵庫県立こども病院麻酔科 香川 哲郎
静岡県立こども病院麻酔科 渡邊 朝香
4) 体幹 背部 旭川医科大学麻酔・蘇生学講座 佐古 澄子
佐賀県医療センター好生館麻酔科 三浦 大介
5) 下肢 関西医科大学総合医療センター麻酔科 吉田 敬之
大崎市民病院麻酔科 久保 良介

プログラムコーディネーター

東新宿クリニック 宮澤典子

日本小児麻酔学会・日本心臓血管麻酔学会共催
TEEセミナー(JB-POTセミナー)

名称
日本小児麻酔学会・日本心臓血管麻酔学会共催 
TEEセミナー(JB-POTセミナー)
日時(予定)
2023年10月7日(土)13:30-15:30
会場(予定)
ザ・グランユアーズフクイ 葵の間
参加費
5,000円
参加資格
日本小児麻酔学会第28回大会参加者
登録方法

参加受付を延長しております。下記フォームよりお申し込みをお願いします。
お申し込み期限 
2023年9月29日(金)17時

お申し込み

※参加費については学会当日JB-POT会場受付(葵の間)にて現金でお支払いをお願い致します。
なお、先着順の為お申し込みが完了しても、枠に達した場合、ご希望にそえない場合がございます。ご了承ください。

単位について
開始から終了まで受講した場合、下記が付与されます。
・JB-POT更新時必要講習点数 4点
募集人数
約130名

主催者から

 今回のTEEセミナーでは小児心臓麻酔におけるTEEと題し、小児の先天性心疾患症例を提示し講演して頂くように各エクスパートにお願いした。
 先ずは、小児の先天性心疾患を扱う上で必要な特有の計測方法やパラメータやTEE使用の注意点を中心に解説いただく。続いて少し難解なTOF(ファロー四徴症)及びAVSD(房室中隔欠損症)に関してTEEの周術期評価を中心に解りやすく講演して頂く。締めは、小児TEEの臨床症例を中心にTEEが役立った症例を解説する。本TEEセミナーがより安全な小児心臓麻酔の一助となれば幸いである。

プログラム

1. 小児TEEに必要な計測法・パラメータ 東京女子医科大学 黒川 智
2. TOFとTEE(BTシャントから修復術まで) 大阪母子医療センター 竹下 淳
3. AVSDとTEE (完全型と不完全型を含めて) 東京女子医科大学 土井 健司
4. 小児TEE活用例とトラブルシューティング 北里大学医学部 岡本 浩嗣