第76回日本体力医学会大会 「知の継承と共有」

日本体力医学会

大会長挨拶

日本体力医学会

謹啓 皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 この度、第76回日本体力医学会大会を、2021年9月17日(金)、18日(土)、19日(日)の3日間にわたり、三重県津市において開催させていただくことになりました。
 今回の学会テーマは「知の継承と共有」といたしました。われわれスポーツ医科学に携わる者にとっても一つの目標であった東京オリンピック・パラリンピック。この分野でも次の世代へのレガシーが期待されるところです。
 そこで「継承」は東京オリンピック・パラリンピックに向けて発展してきたスポーツ医科学の知識を途絶えさせることのないように受け継いでゆくという意味を、また「共有」については学会の場で知識が共有されるという意味はもちろん、医学と科学で互いの知識を共有し合うという意味も込めました。継承し、共有することで本大会がスポーツ医科学の次の一歩を踏み出すきっかけになれば幸いと考えております。
 プログラムにつきましては、本大会におきましても、一般演題をはじめ、教育講演、特別講演、シンポジウム、ワークショップなどを企画する予定です。
 日本体力医学会は1949年に国民体育大会開催の意義を科学的に裏付けるための学会として創設され、発展してきた本邦におけるスポーツ医科学分野での最大の学会です。この歴史と伝統のある学会を三重県で開催させていただけることを大変光栄に存じております。
 日本体力医学会の三重県での開催は今回が2回目で、前回は昭和50年に三重大学医学部生理学教授であった村上長雄大会長のもと行われております。私事ですが、この年に私は三重大学に入学し、村上先生には部活の顧問でお世話になりました。あれから45年あまりの月日が流れ、私が大会長をさせていただく日が来るとは思ってもいませんでした。
 「継承」という意味では、村上先生に直接相談をして今大会ができればよいのですが、それはかないません。そこは間接的「継承」でご容赦いただき、新しい先生方で構成した大会役員全員で気持ちを「共有」して開催成功に向け一致団結努力してまいります。スポーツ医科学をけん引する皆様方には、ぜひともご参加いただきますようお願い申し上げます。
謹白

第76回日本体力医学会大会
大会長 加藤 公(鈴鹿回生病院院長)